2024 年 5 月 ペット用品店のレジの横にある張り紙コーナーに、メウとそっくりなウサギの写真を見つけ、ハッとする。 写真に添えられていたのは、「3 歳のメス、家族(もらい手)を探しています」というメッセージ。 同じミラノで、種類も柄も同じ、推定年齢も同じ。事情は分からないが、とりあえず会いに行ってみた。 張り紙を出した飼い主は、猫の保護活動をしていて、アパートの中庭には20匹を超える猫が自由に行き来している。 アルテミデと名付けられた、メウにそっくりなウサギとのいきさつを聞いてみた。 とある制作スタジオが、広告の撮影のためにウサギを 2 匹用意し、その撮影の後に里親募集を出したところ、1 匹は引き取り手が見つかったが、もう 1 匹は残ってしまったため、近所で猫の保護活動をしていた飼い主さんが引き取ったとのこと。しかし、猫のお世話で手がいっぱいであまりかまってあげられず、1匹でかわいそうだったので、他の飼い主さんに譲ることにしたそうだ。 「表面的なデザイン」に弄ばれたこの子たちを幸せにすることが、私の使命なのだと思う。 私たちの大切な命、という想いを込め「ノッサ アルテミデ」と名付けた。