2022 年 10 月 真夜中のミラノ、車通りの多い道を駆け渡り、歩道を歩く私の前に飛び出してきた。 変な走り方だったので怪我した子猫かと思い、しゃがんで近づいてみると、ウサギだった。 車が途切れたタイミングだったので怪我などはない様子だが、全速力で走ったからか、呼吸が浅かった。 「もう大丈夫よ」とそっと背中を撫でてみると、逃げないどころか「ここを撫でて」と頭をぐっと出してくる。 この子はペットだと確信し、とりあえず保護しようと決めた。 しばらく頭を撫でて様子を見て、落ち着いた頃にやさしく持ち上げ、抱っこしてみた。 奇跡的に全く抵抗しなかったので、ウサギを抱え 5 分ほど歩いて帰宅。 その後、張り紙をしたり、近隣の獣医さんに聞いて回ったが、飼い主は見つからなかった。 先住猫のセウともなんとか上手くやっていけそうだったので、青い目が美しいメスのウサギ「メウ」は、我が家の一員となった。